Rimenba(リメンバ)は、natural tech株式会社が販売する「脳神経内科医監修」をうたうオールインワンのサプリメントです。1日4粒の目安で、公式FAQはDHA・EPA 534mg、イチョウ葉300µgなどを配合と説明しています。区分は一般の食品(名称は「DHA・EPA魚油含有加工食品」)で、公式ページに機能性表示食品や特定保健用食品の表示は見つかりません。定期便の初回は4,298円(税込)、2回目以降は6,458円(税込)です。
「知力」「脳神経内科医監修」という言葉に惹かれて比べている人向けに、公式ページの表示を厚生労働省の資料や国の研究機関の情報と並べて読みます。実際に利用した体験ではなく公開情報にもとづく整理です。公式ページは2026年10月17日に確認しました。
Rimenbaの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売会社 | natural tech株式会社(東京都千代田区神田神保町1-28-1)。販売責任者名は特定商取引法に基づく表記に記載 |
| 名称・区分 | DHA・EPA魚油含有加工食品。機能性表示食品・特保の表示は公式ページで確認できなかった |
| 内容量 | 40.2g(335mg×120粒)。1日4粒の目安で約1か月分 |
| アレルゲン | 卵・大豆・鶏肉・ゼラチン(原材料欄の表示) |
| 製造 | 国内のGMP準拠工場(公式の説明) |
| 送料 | 全国一律無料(特定商取引法に基づく表記) |
「脳神経内科医監修」には注記がつき、「本製品に配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修を受けています」と書かれています。監修は成分の選び方と配合比率についてで、製品を飲んだ結果への保証ではありません。表示を読むときは、この線引きを押さえておくと誤解がありません。機能性表示食品との違いは機能性表示食品・特定保健用食品と「無添加」の違いで整理しています。
成分表示を読む
公式の商品ページに載っているのは、原材料名と、4粒(1.34g)あたりの栄養成分表示です。
| 表示項目 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| 主な配合成分の紹介 | DHA・EPA、イチョウ葉、プラズマローゲン、葉酸、ノビレチン、テアニンなど(20種以上) |
| 配合量の記載 | 公式FAQにDHA・EPA 534mg、イチョウ葉300µg。ほかの成分の量は商品ページで確認できなかった |
| 栄養成分表示(4粒) | エネルギー8.32kcal、たんぱく質0.42g、脂質0.68g、炭水化物0.13g、食塩相当量0〜0.03g、ビタミンC 30mg |
| 原材料(「/」の前) | DHA含有精製魚油、EPA含有精製魚油、イチョウ葉エキス末、亜鉛含有酵母、鶏ムネ肉抽出物、ビタミンE含有植物油、ショウガ末、黒コショウ抽出物、シイクワシャー抽出物 |
| 原材料(「/」の後) | ゼラチン、グリセリン、ミツロウ、グリセリン脂肪酸エステル、ビタミンC、酸化マグネシウム、ピロリン酸第二鉄、ビタミンB群、L-テアニン、ビタミンA、貝殻未焼成カルシウム、葉酸、ビタミンD など |
栄養成分表示の欄でmg単位の数字が出ているのはビタミンCだけです。亜鉛・鉄・ビタミンDなどの量は、商品ページからは分かりませんでした。公式FAQには「亜鉛やビタミンDの配合量は多いが、厚生労働省の摂取基準内」という説明がありますが、数字が示されていないため、読者が自分で基準と照らすことはできません。気になる人は、申し込み前に問い合わせフォームで含有量を確認するのが確実です。
原材料欄の「/」は、原材料と添加物を区切る記号です。「/」の後ろにゼラチンや乳化剤にあたるグリセリン脂肪酸エステル、ビタミン類やミネラルが並んでいます。公式は「不要な添加物の不使用」をうたい、使っていない食品添加物の一覧を画像で示していますが、一覧の項目名は文字では取得できませんでした。「無添加」と添加物の関係は原材料表示の見方と「無添加」表示の決まりを参考にしてください。
厚生労働省の資料はn-3系脂肪酸をどう扱っているか
DHAとEPAは、n-3系脂肪酸という大きな分類に入ります。「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の報告書は、n-3系脂肪酸を必須脂肪酸とし、目安量を設定しています。目安量は国民健康・栄養調査の摂取量の中央値をもとにした数字です。報告書は「日常生活を自由に営んでいる健康な日本人にはn-3系脂肪酸の欠乏が原因と考えられる症状の報告はない」とも書いています。
| 年齢 | 男性(g/日) | 女性(g/日) |
|---|---|---|
| 18〜29歳 | 1.98 | 1.48 |
| 30〜49歳 | 2.07 | 1.66 |
| 50〜64歳 | 2.28 | 1.89 |
| 65〜74歳 | 2.62 | 2.25 |
| 75歳以上 | 2.28 | 1.95 |
上の表は、平成30・令和元年国民健康・栄養調査にもとづくn-3系脂肪酸の摂取量の中央値(報告書の表5)です。ここで読み違えやすい点が1つあります。報告書は、日本人が最も多く摂っているn-3系脂肪酸はα-リノレン酸だと書いています。表の数字はα-リノレン酸を含むn-3系脂肪酸の合計で、Rimenbaの534mgはそのうちDHAとEPAの量です。2つは同じ物差しではないので、「534mgは基準の何割」という計算はできません。
認知機能との関係について、報告書(116ページ)は次のように整理しています。コホート研究をまとめたメタ・アナリシスでは、n-3系脂肪酸の摂取と認知機能低下リスクの低下に有意な関連が観察されている。一方、治療効果をまとめたメタ・アナリシスでは、治療効果があるとは言えないと報告されている。
つまり国の報告書は、「摂取している人は低下リスクが低い傾向」と「飲んで改善した証拠はない」を並べて書いています。Rimenbaの公式ページは「知力健康」という言葉を使っていますが、飲めば記憶力や認知機能が良くなると示した表示ではなく、機能性の届出もありません。商品名の印象と、報告書が言える範囲は分けて読む必要があります。
薬を使っている人が確かめておくこと
Rimenbaの原材料には、魚油、イチョウ葉エキス末、ビタミンE含有植物油、ショウガ末、黒コショウ抽出物が入っています。公式FAQと注意書きは、薬を使用中または通院中の人は医師に相談するよう求めています。この点を裏づける国の研究機関の情報があります。
医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報(HFNet)に、医薬品と健康食品の併用による有害事象をまとめたコラム(2019年7月11日更新)があります。特に注意が必要な薬を使っていて健康食品を併用した71人の事例を分析したものです。
| 併用した薬 | 併用した健康食品 | コラムの記載 |
|---|---|---|
| バルプロ酸・フェニトイン(抗てんかん薬) | イチョウ葉(1年) | てんかん発作(死亡)の1例 |
| アスピリン、またはアスピリンとクロピドグレル(血液凝固阻止剤) | ニンニク、ノコギリヤシ、ビタミンE+魚油 | 出血や血液凝固異常の報告があるが、症例の判定は難しい |
これは個別の症例報告で、Rimenbaを名指ししたものではありません。素材の組み合わせや量も製品ごとに違います。それでも、「サプリだから薬とは無関係」とは言えないことがわかります。てんかんの薬、抗凝固薬や抗血小板薬、手術や抜歯の予定がある人は、飲み始める前に、原材料を印刷するか画面を見せて、医師か薬剤師に相談してください。
価格・解約・返金の条件
| 項目 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| 通常価格(毎月お届けコース) | 税抜6,500円(税込7,020円) |
| 初回特別価格 | 税抜3,980円(税込4,298円)。1人1回限り |
| 2回目以降 | 約8%OFFの6,458円(税込・送料無料) |
| 他モールの単品 | Amazon・楽天・Yahoo!で税抜6,389円(FAQの記載) |
| 定期の縛り | 回数の縛りなし。解約金なし |
| 解約・スキップ | 次回発送予定日の10日前までにマイページから |
| 15日間返金保証 | 定期初回の購入者でクレジットカード決済の人が対象。注文日から15日以内に電話かメールで連絡し、商品を返送して中身が半分以上残っている場合。返金に伴う送料は会社負担 |
1日あたり(30日で割った概算)にすると、初回は約143円、2回目以降は約215円です。通常価格の7,020円なら約234円、他モールの単品6,389円(税抜)は税込で6,900円なので約230円になります。2回目以降の定期は他モールの単品と1か月あたり約440円の差です。
公式ページの中に、表記のずれがいくつかあります。確認した範囲は次のとおりです。
- FAQは「2回目以降は5,980円(税抜)」、商品ページは「6,458円(税込)」と書いていて、5,980円×1.08=6,458円なので同じ金額です
- 商品ページの通常価格は税抜6,500円ですが、FAQの他モール単品は税抜6,389円です
- 成分の数はFAQが「20種類」、商品ページが「20種以上」と書いています
- 初回の割引率は商品ページが「約38%OFF」、監修医師のページが「約37%オフ」です
価格や条件は変わることがあるので、申し込み画面の最新の表示を優先してください。返金保証は、定期の初回かつクレジットカード決済に限られます。後払いや単品で試す場合は対象外です。
向いている人・向かない人
検討しやすいのは、魚油・イチョウ葉・ビタミン類をまとめて1つで摂りたい人、定期購入の解約期限(10日前)を自分で管理できる人、使っている薬がなく、含有量を問い合わせて納得したうえで試したい人です。
慎重に考えたいのは、てんかんの薬や抗凝固薬・抗血小板薬を使っている人、手術や抜歯の予定がある人、卵・大豆・鶏肉・ゼラチンにアレルギーがある人、成分の量を自分で基準と照らして選びたい人です。含有量が分からないままでは照らせません。「飲めば知力が上がる」ことを期待して選ぶのは、報告書の整理とも合いません。
よくある質問
Q. Rimenbaは機能性表示食品ですか。
公式ページでは機能性表示食品や特保の表示を確認できませんでした。名称は「DHA・EPA魚油含有加工食品」です。
Q. 「脳神経内科医監修」とはどういう意味ですか。
公式の注記では、成分の選定と配合比率について医師の監修を受けているという意味です。飲んだ結果を医師が保証しているわけではありません。
Q. DHA・EPA 534mgは厚労省の基準を満たしていますか。
食事摂取基準のn-3系脂肪酸の目安量はα-リノレン酸を含む合計の数字で、DHAとEPAだけの基準ではないため、直接は比べられません。
Q. 薬を飲んでいても使えますか。
公式FAQは、自己判断で併用せず医師・薬剤師に相談するよう求めています。抗てんかん薬や抗凝固薬などを使っている人は、飲み始める前に必ず相談してください。
Q. 定期便はいつまでに解約すればよいですか。
次回発送予定日の10日前までに、マイページから手続きします。期日を過ぎると次回の発送が確定します。
Q. 返金保証は誰でも使えますか。
定期の初回購入で、決済がクレジットカードの人が対象です。注文日から15日以内に連絡し、商品を返送して中身が半分以上残っている必要があります。
まとめ
・Rimenbaは一般の食品で、機能性表示食品の表示は公式ページで確認できない。「医師監修」は成分の選定と配合比率についての表示
・厚労省の報告書は、n-3系脂肪酸の摂取と認知機能低下リスクの関連は観察されているが、治療効果は言えないと整理している
・DHA・EPA 534mgは、α-リノレン酸を含むn-3系脂肪酸の目安量とは別の物差しで、そのまま比べられない
・イチョウ葉・魚油・ビタミンEを含むため、抗てんかん薬や抗凝固薬などを使う人は事前に医師・薬剤師へ。国の研究機関のコラムに併用事例がある
・費用は1日あたり、初回約143円、2回目以降約215円。解約は次回発送の10日前まで、返金保証は定期初回のクレジットカード決済のみ
読むときの要は、商品名の印象と国の報告書の記述を分けること、配合量の数字が公式に出ていない成分があること、薬との併用は個別に相談することの3点です。
この記事は公開情報の整理で、診断や治療の助言ではありません。サプリメントの利用や、薬・ほかのサプリとの併用は、かかりつけの医師・薬剤師に相談して決めてください。
リンク先は公式販売サイトの案内ページです。価格や条件は変わることがあるので、申し込む前に最新の表示を確かめてください。Rimenba
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出典(いずれも2026年10月17日確認)
- natural tech株式会社「Rimenba 公式サイト(商品詳細・原材料・栄養成分表示・価格・注意事項)」 https://brands.naturaltech.jp/lifestyle/rimenba
- natural tech株式会社「よくあるご質問」 https://brands.naturaltech.jp/lifestyle/faq
- natural tech株式会社「監修医師の声」 https://brands.naturaltech.jp/lifestyle/rimenba/doctor
- natural tech株式会社「特定商取引法に基づく表記」 https://shop.naturaltech.jp/info/law_info
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 脂質の章(n-3系脂肪酸、報告書114〜117ページ。表5は115ページ、認知機能の記述は116ページ) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
- 医薬基盤・健康・栄養研究所「医薬品と健康食品の併用による注目すべき有害事象」(「健康食品」の安全性・有効性情報、2019年7月11日更新) https://hfnet.nibn.go.jp/column/detail3997/
アイキャッチ画像は無添加ノートが作成したイメージで、実際の商品・サービスの写真ではありません。