内容量5kgの標準タイプと、体重30kg以上・1歳以上の犬に向けた10kgの大型犬用。イギリス発のグレインフリードッグフード「NELSON’S(ネルソンズ)」は、販売サイトの表示ではこの2種類で展開されています。この記事では販売サイトの原材料や成分値をもとに基本情報を整理し、同じグレインフリーの他ブランドとの比較や、輸入フードを買うときの注意点をまとめます。数値は2026年9月時点の確認内容です。最新の情報は公式サイトでご確認ください(2026年10月5日確認)。
ペットの体質・持病・年齢によって合う食事は異なります。NELSON’Sを含め新しいフードに切り替えるときは、1〜2週間ほどかけて少しずつ切り替えてください。下痢・嘔吐・食欲不振などの様子が見られたら中止し、かかりつけの獣医師に相談してください。この記事は公開されている情報にもとづく紹介であり、特定の症状の治療や予防を保証するものではありません。
NELSON’Sはどんなブランドか
NELSON’Sは、イギリスで開発されたドッグフードブランドです。原産国はイギリスで、日本国内では株式会社レティシアン(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F)が輸入・販売を行っています。同社は「モグワン」やイギリス発の「カナガン」なども取り扱っており、輸入したすべてのロットについて社内で品質チェックを行っていると公式サイトで説明しています。中型犬・大型犬にフォーカスしたレシピと粒の設計が、同じ取扱元の他ブランドとの違いです。
商品の特徴
原材料へのこだわり
公式サイトの原材料表示によると、チキン50%(チキン生肉25%、乾燥チキン25%)が先頭に並びます。生肉と乾燥チキンを組み合わせることで、水分の抜けた状態でも動物性たんぱく質の量を確保する設計です。穀物は使わず、炭水化物源にはサツマイモ、バターナッツスカッシュ、エンドウ豆などが使われています。脂質源としてチキンオイルとサーモンオイルが入り、グルコサミンやコンドロイチン、タウリンも配合されています。着色料・香料は使用しないという説明です。
2つのラインナップと価格帯
ラインナップは2種類です。ひとつは内容量5kgの標準タイプで、対象は全犬種・全年齢。もうひとつが内容量10kgの大型犬用で、対象は体重30kg以上・1歳以上の大型犬です。公式サイトの定期コースでは最大20%OFFの価格が案内されており、5kgは1袋あたり8,126円(税抜)から、3袋以上でさらに下がる設定、10kgは1袋16,252円(税抜)からという表示になっています。価格や割引条件は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の表示を確認してください。
成分値と粒のサイズ
標準タイプの保証分析値はたんぱく質28%以上、脂質12%以上、水分10%以下で、エネルギーは100gあたり365.7kcal。大型犬用はたんぱく質29%以上、脂質9%以上、100gあたり341.7kcalと、脂質とカロリーがやや控えめです。粒は標準タイプが1辺約1cm、大型犬用が1辺約1.5cmの三角形で、大型犬が丸飲みしにくいよう、あえて大きめに作られています。
グレインフリードッグフードの比較
同じくグレインフリーで、国内で販売が続いている製品を並べると次のようになります。価格は2026年9月時点で公式サイトに掲載されていた目安で、税表示や割引条件は製品ごとに異なります。ネルソンズの価格は税抜表示です。カナガンとモグワンの価格は改定されることがあるため、公式サイトでご確認ください。
| 商品名 | 動物性たんぱく源の配合 | 内容量 | 価格の目安 | 目的別の位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| ネルソンズドッグフード | チキン50%(生肉25%・乾燥25%) | 5kg | 定期コースで1袋8,126円(税抜)から | 全犬種・全年齢。粒が大きめで中型犬・大型犬向き |
| ネルソンズドッグフード 大型犬用 | チキン50%(生肉25%・乾燥25%) | 10kg | 定期コースで1袋16,252円(税抜)から | 30kg以上・1歳以上の大型犬専用 |
| カナガンドッグフード チキン | チキン生肉26%・乾燥チキン25% | 2kg | 公式サイトで確認できませんでした | 全犬種・全年齢。小さめの袋で試しやすい |
| モグワンドッグフード チキン&サーモン | チキン&サーモン56.5% | 1.8kg・5kg | 公式サイトで確認できませんでした | 全犬種・全年齢。肉と魚を組み合わせたい場合 |
| モグワンドッグフード マグロ&白身魚 | マグロ&白身魚50% | 1.8kg | 公式サイトで確認できませんでした | 魚のたんぱく源で選びたい場合 |
数字だけを見ると配合率の差に目が向きますが、袋の容量と粒の大きさが愛犬の体格に合うかどうかのほうが、続けやすさには影響します。
輸入フードを買うときに知っておきたいこと
海外ブランドのフードには、輸入代理店が国内向けに輸入して販売するものと、個人や業者が独自に仕入れる並行輸入品があります。同じパッケージでも流通経路は別物で、正規の輸入品は日本語表示や賞味期限の管理、問い合わせ先が整っている一方、並行輸入品は保管や輸送の条件が分からないことがあります。価格だけで比べず、どちらのルートの商品かを確認しておくと安心です。
賞味期限にも注意が必要です。輸入フードは製造から店頭に並ぶまでに輸送と通関の時間がかかるため、残っている期間が国産品より短いことがあります。大容量パックを買うときは、愛犬が期限内に食べきれる量かどうかを先に計算しておきます。保管は高温多湿と直射日光を避け、開封後は密閉して、油の酸化を防ぐために小分けにしておく方法もよく紹介されています。
パッケージの「目的」表示や保証分析値の見方は、ドッグフード・キャットフードのラベルの読み方で整理しています。ペットフード安全法で表示が義務づけられている項目も、そちらで確認できます。
こんなペット・飼い主に向いていそうか
- 中型犬・大型犬を飼っていて、動物性たんぱく質の配合量を重視したい人
- グレインフリー(穀物不使用)のフードを探している人
- 原材料表示に入っている成分(グルコサミン、コンドロイチン、タウリンなど)まで見比べて選びたい人
- まとまった容量を定期的に届けてほしい人
- モグワンやカナガンなど、他のイギリス発フードと比較検討したい人
一方、小型犬や超小型犬の場合は、粒の大きさと1袋の容量が体格に合うかを先に確認しておくと安心です。
切り替え・購入前に確認しておきたいこと
フードを急に切り替えると、お腹がゆるくなったり食欲が変化したりすることがあるとされています。これまでのフードに少しずつ混ぜながら、数日から1〜2週間ほどかけて進める方法が一般的です。切り替え中に下痢や嘔吐、食欲不振が見られた場合は、ペースを緩めるか、早めにかかりつけの獣医師に相談してください。
- 持病がある場合やアレルギーが疑われる場合は、切り替える前にかかりつけの獣医師に相談すること
- チキンが主原料のため、鶏肉が合わない可能性がある場合は原材料表示を確認すること
- 定期コースの周期変更・休止・解約の条件を申し込み前に確認すること
- 愛犬の体格や運動量に合った給与量の目安を公式情報で確認すること
NELSON’Sの原材料や製法は、公式サイトで商品づくりの考え方として紹介されているものです。特定の病気の予防や治療を保証するものではありません。
よくある質問
Q. 小型犬に与えても大丈夫ですか。
標準タイプ(5kg)は全犬種・全年齢が対象です。ただし粒は1辺約1cmの三角形で、小型犬向けフードより大きめです。大型犬用(10kg)は30kg以上の犬向けに設計されているため、小型犬には標準タイプを、と公式サイトで案内されています。
Q. 子犬にも与えられますか。
標準タイプは全年齢対象で、公式サイトには成犬時の体重と月齢から求める子犬用の給与量表も掲載されています。大型犬用は1歳以上が対象です。
Q. 定期コースはいつでも解約できますか。
周期の変更や休止、解約の受付条件は公式サイトの案内に沿って手続きします。次回発送日の何日前までに連絡が必要かが決まっていることが多いので、申し込み時に確認しておくと安心です。
Q. カナガンやモグワンとの違いは何ですか。
いずれも同じ会社が取り扱うグレインフリーフードですが、袋の容量、粒の大きさ、想定している体格が異なります。比較表のとおり、ネルソンズは中型犬・大型犬を軸にした設計です。
Q. グレインフリーなら炭水化物が少ないのですか。
穀物を使わない代わりに、サツマイモやエンドウ豆などが炭水化物源として入っています。グレインフリーは穀物を使わないという意味で、低炭水化物という意味ではありません。
Q. 5kgや10kgを食べきれるか心配です。
公式サイトの給与量表から1日あたりのグラム数を確認し、袋の容量を割れば何日分かが分かります。開封後は密閉して保管し、パッケージの表示に従って使い切ってください。
公式サイトでの詳細や価格はNELSON’Sドッグフードの取扱店で確認できます。
※本項には広告リンクを含みます
輸入フードを買うときの確認点を、ほかのグレインフリーフードとも見比べたい場合は無添加ペットフードの比較ガイドが役に立ちます。
輸入グレインフリーの記事
NELSON’Sのようなグレインフリーのフードは、たんぱく源と製法、正規輸入かどうか、成分値と粒のサイズが比較の軸になります。
まとめ
NELSON’S(ネルソンズ)は、チキンを50%配合したイギリス産のグレインフリードッグフードで、5kgの標準タイプと10kgの大型犬用という2つのラインナップがあります。粒を大きめに作るなど、中型犬・大型犬を軸にした設計が特徴です。給与量と定期コースの条件、そして愛犬が食べきれる容量かどうかを確認しながら、公式サイトの最新情報をもとに検討してみてください。
出典
- 株式会社レティシアン(ネルソンズ・カナガン・モグワンの日本の販売元)「公式サイト」 https://www.canagan.jp/ ほか (商品情報・価格・成分値・輸入販売元の所在地は2026年9月時点の確認内容です)
- ペットフード安全法(環境省・農林水産省) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/petfood/ (2026年10月5日確認)
アイキャッチ画像は無添加ノートが作成したイメージで、実際の商品・サービスの写真ではありません。