まかないこすめの手作り風石けんのイメージ

無添加コスメ

まかないこすめとは?金沢生まれの国産自然派コスメブランドの基本情報

まかないこすめ(MAKANAI)のルーツは、1899年から続く石川県金沢の金箔店「吉鷹金箔本舗」です。2004年に「まかないこすめ」として誕生し、2020年にコスメブランド「MAKANAI」へ進化したと公式サイトのヒストリーに記されています。現在の運営はヤーマン株式会社です。

この記事では、成り立ちと成分の考え方、カテゴリごとのラインナップと価格を、公式サイトで確認できる情報をもとに整理します。実際に使った感想ではなく、公開情報にもとづく整理です。

この記事はまかないこすめの成分表示と成り立ちについての解説であり、製品の効能効果を保証するものではありません。肌に合う・合わないには個人差があります。使用中に赤み・かゆみなどの異常を感じた場合は直ちに使用を中止し、皮膚科医に相談してください。

まかないこすめはどんなブランドか

公式サイトによると、金箔店の作業場(まかない)で女性たちの手を潤わせていた「和のエキス」の恵みがブランドのヒントになっています。2004年に自然由来原料と高い安全性にこだわった「まかないこすめ」が生まれ、2020年にブランド名を「MAKANAI」へ改めました。公式は、その品質が日本だけでなくヨーロッパでも認められ展開されていると説明しています。

商品は公式オンラインストアと直営店で購入できます。直営店は東京の神楽坂本店と羽田空港第3ターミナル店、大阪のYA-MANなんばスカイオ店です。神楽坂本店は2026年10月1日から営業時間が11:00〜18:00に変わり、毎週火曜日(祝日を除く)が定休日になりました。Cosme Kitchenの各店などでも取り扱いがあります。営業時間や取扱店は変わることがあるため、来店前に公式サイトの店舗案内で確認してください。

まかないこすめの特徴

和の素材から生まれた独自の保湿成分

商品づくりの軸のひとつが、KaESS(カエス)と呼ばれる複合美容成分です。カキ葉エキス、加水分解卵殻膜、ダイズステロールを組み合わせたもので、公式はいずれも保湿成分と表記しています。金箔づくりに欠かせない箔打紙を仕込むために使われてきた「和のエキス」をヒントに開発されたと紹介されています。

金箔は一部のアイテムに光沢剤として配合

公式のコンセプトページには、純度999.9パーミル(‰)の金箔を一部のアイテムに配合していると書かれています。注記で配合目的は「光沢剤」とされており、全商品に入っているわけではありません。金箔はブランドの由来を形にした要素で、肌への働きをうたうものではない点を押さえておくと、商品説明を読み違えずに済みます。

KaESSに含まれる加水分解卵殻膜は、卵殻膜を軸にした別ブランドのアルマードの記事でも、公式の説明の範囲と全成分の読み方を整理しています。

クリーンビューティポリシー

公式サイトには「クリーンビューティポリシー」というページがあり、次の方針が示されています。

  • 自社基準で肌や健康、地球環境に不必要と判断した13の成分を排除する
  • 動物実験を行わず、動物実験を行わない会社・工場のみと提携する
  • 自然由来成分100%の商品を95%の比率で実現する

13の成分の具体名は、公式ページに画像で掲載されています。気になる場合は公式ページで直接確認してください。また公式は「無添加」ではなく「クリーンビューティ」という言葉で方針を説明しています。

スキンケアからヘアケアまで広がるカテゴリ

公式の製品一覧は、スキンケア、スペシャルケア、パーツケア、ボディケア、ヘアケアの5カテゴリに分かれています。ひとつ気に入ったアイテムがあれば、同じ考え方の商品を体や髪のケアにも広げやすい構成です。

カテゴリ別のラインナップ比較

公式の製品一覧で確認できる代表的な商品を整理すると次のとおりです。価格はいずれも税込です。

カテゴリ 代表的な商品 役割 価格帯(税込)
化粧水 うるつや化粧水、しろすべ化粧水 洗顔後のうるおい補給。使用感の異なる2種 各4,400円
洗顔・クレンジング しっとり洗顔フォーム、清らかなクレンジング、純粋こんにゃくスポンジ メイクや皮脂の洗浄 1,100円〜3,520円
オイル・クリーム さらりと潤う美容オイル、叶えるフェイスクリーム 化粧水のあとのうるおいの保持 4,950円〜5,500円
スペシャルケア 金箔艶肌シート、至福のエステ、洗い流して美しく 米ぬかパック 週末などの集中ケア、贈り物にも 506円〜16,500円
パーツケア あぶらとり紙、包むハンドミルクソープ 手肌など部分的なケア 550円〜3,300円
ボディケア とろけるボディクリーム、ボディがうなづく 和紙タオル 体の保湿と洗浄まわりの道具 1,650円〜2,640円
ヘアケア 育むシャンプー、見ちがえるトリートメント 髪と頭皮のケア 各3,850円

価格は公式サイトの製品一覧ページ(22件)の表示です。公式サイト内でもページによって表示が異なります。たとえば公式トップページでは、さらりと潤う美容オイルが5,280円、金箔艶肌シートが2,420円、至福のエステが7,150円と表示されていました(製品一覧では美容オイル5,500円、至福のエステ16,500円)。どちらが最新かは購入画面で確認してください。

米ぬかパック(506円)やあぶらとり紙(550円)のように1,000円未満のアイテムがあり、化粧水やクリームは4,000円台からという構成です。小さなものから確かめて、合いそうなら基礎スキンケアに広げる順番が取りやすくなっています。

うるつや化粧水の公開情報

代表的な化粧水のひとつ、うるつや化粧水(静けさが訪れる香り)の商品ページで確認できる情報をまとめます。

項目 公式の記載
容量・価格 150mL 4,400円(税込)、4,000円(税抜)
保湿成分 天然由来の保湿成分15種
全成分の主な並び 水、グリセリン、プロパンジオールから始まる
確認しておきたい成分 エタノール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ヒノキチオールなどを含む

エタノールを含むため、アルコールが肌に合わない人は全成分を確認してから選んでください。化粧品か医薬部外品かの区分は商品ページに記載がありません(2026年10月5日確認)。パッケージの表示で確かめてください。

和の素材を使ったコスメをどう読むか

和の素材や日本の手仕事を打ち出したコスメは数多くありますが、「和漢」「和の素材」「国産」といった言葉は化粧品の法令上で定義された区分ではありません。原料の産地や配合量に共通の基準があるわけではなく、ブランドが掲げるコンセプトを表す言葉です。「無添加」も化粧品については何を配合していないかの定義が法律で決まっているわけではないため、具体的に何を指すのかを商品ページや容器の表示で読み取る必要があります。

手がかりになるのが全成分表示です。化粧品は配合しているすべての成分を容器や外箱に表示することになっています。原則として配合量の多い順に並びますが、配合量の少ない成分と着色剤は順不同で記載してよいルールがあります(厚生労働省の通知では、1%以下の成分と着色剤は互いに順不同で記載してよいとされています)。つまり前のほうに書かれている成分ほど多く入っていると読めますが、途中から先は順番と量が一致しません。

植物由来の原料は「カキ葉エキス」のように、原料名にエキスや油といった語をつけた表示名称で書かれます。名前が載っていても配合量までは分からないため、「〇〇配合」という訴求と実際の配合量は切り分けて考えるのが安全です。詳しくは化粧品の全成分表示の読み方で整理しています。

こんな人に向いていそうか

・国産で、素材の背景やストーリーがはっきりしているコスメを選びたい人
・化粧水やクリームなど、基礎的なスキンケアから自然派コスメを試したい人
・動物実験をしない方針など、ブランドの基準が公開されているかを重視する人
・あぶらとり紙やぬかパックなど、手頃な価格のアイテムから様子を見たい人
・パッケージのデザイン性を重視し、贈り物にも使える国産ブランドを探している人

反対に、価格をできるだけ抑えたい人や、成分表示の項目数を絞ったシンプルな処方を最優先したい人には、別の選択肢が合う場合もあります。肌に合う・合わないには個人差があり、うるおいの感じ方も人によって差があります。赤みやかゆみなど気になる症状があるときは使用を中止し、皮膚科など医療機関に相談してください。

購入前に確認しておきたいこと

・自分の肌の状態(乾燥しやすいかどうかなど)に合ったアイテムかどうか
・スキンケアの手順のどこに取り入れる商品かどうか
・全成分表示を見て、エタノールなど自分が避けたい成分が含まれていないか
・トライアルサイズやサンプルの有無、店舗でのカウンセリングを利用できるか
・公式サイト内でもページによって価格表示が異なるため、購入画面の金額
・直営店に行く場合は営業時間と定休日(神楽坂本店は火曜定休)

よくある質問

Q. まかないこすめとMAKANAIは別のブランドですか。

同じブランドです。2004年に誕生した「まかないこすめ」が、2020年にコスメブランド「MAKANAI」へ進化したと公式サイトで説明されています。

Q. どこで買えますか。

公式オンラインストアのほか、神楽坂本店、羽田空港第3ターミナル店、YA-MANなんばスカイオ店の直営店で扱われています。Cosme Kitchenの各店などにも取扱店があります。店舗情報は変わるため公式サイトの店舗案内で確認してください。

Q. どのアイテムから試すのがよいですか。

米ぬかパック(506円)やあぶらとり紙(550円)、純粋こんにゃくスポンジ(1,100円)など価格を抑えたアイテムから様子を見る方法があります。基礎スキンケアから入りたい場合は化粧水(4,400円)が候補です。

Q. 敏感肌でも使えますか。

自然由来の原料を使っていることと、刺激が起きないことは別の話です。たとえばうるつや化粧水はエタノールを含みます。心配な場合は全成分表示を確認したうえで少量から試し、気になる症状があるときは医師に相談してください。

Q. 金箔が入っているとどうなりますか。

公式は純度999.9パーミルの金箔を一部のアイテムに配合し、その目的を「光沢剤」としています。肌への働きをうたうものではなく、全商品に入っているわけでもありません。

Q. 無添加化粧品ですか。

公式は「無添加」ではなく「クリーンビューティポリシー」として、自社基準で不必要と判断した13の成分を排除すると説明しています。化粧品の「無添加」には法令上の統一された定義がないため、何を配合していないかは全成分表示で個別に確認する必要があります。

Q. 動物実験はしていますか。

クリーンビューティポリシーで、動物実験を行わず、動物実験を行わない会社・工場のみと提携すると明記しています。

Q. 公式サイトで見た価格がページによって違うのはなぜですか。

2026年10月4日時点で、公式トップページと製品一覧ページで一部商品の価格表示が異なっていました。理由は公式に記載がありません。この記事は製品一覧の価格を載せています。実際の金額は購入画面で確認してください。

和の素材をうたう製品は、成分表示のどこにその素材があるかで読み方が変わります。全成分表示の見方は無添加コスメの比較ガイドにもまとめています。

ミネラルコスメ・ベースメイクの記事
コスメは、どんな素材を使い、どのカテゴリまで展開しているかがブランドで分かれます。まかないこすめは和の素材と、スキンケアからヘアケアまでの幅広いラインが特徴です。ミネラルコスメなどベースメイク系のブランドとは、素材の選び方と落とし方の設計で見比べられます。

公開情報をもとにした16ブランドの比較は無添加コスメ16ブランドの情報公開度スコアにまとめています。

まとめ

まかないこすめは、1899年創業の金沢の金箔店をルーツに2004年に生まれ、2020年にMAKANAIへ名前を改めた国産コスメブランドです。保湿成分の組み合わせであるKaESSや、一部アイテムに光沢剤として配合された金箔、13の成分を排除するクリーンビューティポリシーが特徴として公開されています。ラインナップは506円のぬかパックから16,500円のスペシャルケアまで幅があり、手頃なアイテムから試して広げていく選び方ができます。公式サイト内でも価格表示が異なる商品があるため、購入前には購入画面の金額と全成分表示を確認してください。

出典(いずれも2026年10月4日確認)

  • ヤーマン株式会社「MAKANAI公式サイト トップ」https://makanaibeauty.jp/
  • ヤーマン株式会社「MAKANAI 製品一覧」https://makanaibeauty.jp/products/
  • ヤーマン株式会社「MAKANAI コンセプト」https://makanaibeauty.jp/about/concept/
  • ヤーマン株式会社「MAKANAI ヒストリー」https://makanaibeauty.jp/about/history/
  • ヤーマン株式会社「MAKANAI クリーンビューティポリシー」https://makanaibeauty.jp/about/clean_beauty/
  • ヤーマン株式会社「うるつや化粧水(静けさが訪れる香り)商品ページ」https://makanaibeauty.jp/products/skin_care/urutsuya_lotion/
  • ヤーマン株式会社「MAKANAI SHOP INFO」https://makanaibeauty.jp/shop/
  • 厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について」(平成13年3月6日医薬審発第163号ほか、2026年10月5日確認)https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta7768&dataType=1&pageNo=1

アイキャッチ画像は無添加ノートが作成したイメージで、実際の商品・サービスの写真ではありません。

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