homeal(ホーミール)とは 子どもと大人で分け合える幼児食冷凍宅配

無添加宅食

homeal(ホーミール)とは 子どもと大人で分け合える幼児食冷凍宅配

離乳食を卒業したあとの幼児食づくりで悩みやすいのが「子どもと大人で別々のメニューを作る負担」です。homeal(ホーミール)は、子どもから大人まで同じメニューを分け合える設計を打ち出した冷凍宅配サービスです。公開されている情報をもとに、サービスの内容と「無添加」の範囲を整理します。

月齢・発達段階やアレルギーの有無によって適した食品は異なります。homealを含め幼児食の進め方や、特定の食材を与える時期については、自己判断せず、かかりつけの小児科医・お住まいの保健センター・管理栄養士に相談してください。

homeal(ホーミール)はどんなサービスか

運営は東京都渋谷区円山町に本社を置くhomeal株式会社(英表記 homeal Inc.)で、2019年9月に設立された会社です。冷凍おかずの宅配サービスとして「低塩分で無添加、幼児食にも小腹ごはんにも」というコンセプトを掲げています。対象年齢は離乳食が終わった1歳頃からとされていますが、大人も一緒に食べられる味付けを目指している点が、幼児食に特化した他社サービスとの違いです。公式トップでは、メニューは常時80種類以上と案内されています。

公式トップには「レンジ3分で温めるだけ」とありますが、商品の基本情報を説明する公式FAQを見ると、加熱解凍の方法は電子レンジを基本に湯煎やオーブンも案内されています。加熱時間は商品ごとにパッケージに記載されているので、届いたら袋の表示を確認してください。ラペややさいぱんなど一部の商品は加熱せず、自然解凍や流水解凍で食べられます。

「無添加」の範囲

公式サイトでは「特定保存料不使用」「合成着色料不使用」といった表示があり、商品ページでも個別に「無添加」の記載があります。ここで押さえておきたいのは、これは特定の添加物を使っていないという範囲の話であり、あらゆる食品添加物を排除しているという意味ではないという点です。

公式FAQによると、homealは添加物や調味料を最低限に抑え、約8割の商品を無添加で生産しているとのことです。残り2割の商品についても、ケチャップや豆腐などの原料に由来する添加物だけを使っていると説明されています。あくまで事業者自身による説明であり、どの商品が「残り2割」にあたるかは商品ページで見ていく必要があります。原料に含まれる添加物は、最終的な食品で効果を持たない量ならキャリーオーバーとして表示が省略される場合があり、原材料欄の見え方は商品によって変わりえます。

消費者庁は2022年3月に「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」を策定しており、単に「無添加」とだけ書く表示など注意すべき類型を示しています。「無添加」と書かれていることと安全性の高さは別の話です。何が入っていないのかは、商品ごとの原材料表示で確認するのが確実です。

幼児食の塩分をどう見るか

homealが掲げるもうひとつの軸が「低塩分」です。公式トップでは食塩相当量が「0.1g〜」と案内されていますが、これは商品の中で最も少ないものの値です。全商品が0.1g前後というわけではありません。公式FAQでは、1食あたりの食塩相当量が1.0g前後になるよう商品を設計していると説明しています。

この1.0gという数字が多いのか少ないのかは、1日の目安と比べると見当がつきます。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」は、ナトリウム(食塩相当量)の目標量を年齢ごとに次のように定めています。

年齢 食塩相当量の目標量(1日あたり)
1〜2歳 男児3.0g未満、女児2.5g未満
3〜5歳 男女とも3.5g未満
6〜7歳 男女とも4.5g未満
18〜29歳 男性7.5g未満、女性6.5g未満

1〜2歳で1日3.0g未満(女児は2.5g未満)ということは、3食に割れば1食あたり1g程度かそれ以下が上限の目安という計算になります。公式FAQが設計の根拠に挙げているのは2020年版の基準なので、2025年版の値もあわせて確認しておくと安心です。幼児食の宅配を比べるときは、メニューごとの食塩相当量の表示があるか、あるとしてこの目安に照らしてどうかを見ると、「低塩分」という言葉の中身を自分で確かめられます。なお目標量は生活習慣病の予防を目的に設定された値で、1日でも超えたら問題という性質のものではありません。

アレルギー表示は品目が変わり続けている

子ども向けの食品で原材料表示と並んで大事なのがアレルギー表示です。食品表示基準では、表示が義務づけられる特定原材料9品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生、カシューナッツ)と、表示が推奨される特定原材料に準ずるもの19品目が定められています。合わせて28品目を「特定原材料等」と呼びます。

この区分は固定されたものではなく、近年も見直しが続いています。くるみは令和5年3月9日に特定原材料へ追加され、経過措置期間は令和7年3月31日まででした。令和6年3月28日には、準ずるものにマカダミアナッツが追加され、まつたけが削除されています。そしてカシューナッツが準ずるものから特定原材料へ移行する改正が令和8年4月1日に施行され、義務表示の対象は9品目になりました。この改正には経過措置が令和10年3月31日まで設けられているため、それまでに製造・輸入された商品は従来の表示のまま流通します。表示の読み方そのものはアレルギー表示の読み方の記事で詳しく扱っています。

準ずるもの19品目の表示は推奨であって義務ではないため、記載されていない商品もあります。カシューナッツのように義務化されたばかりの品目も、経過措置の間は表示のない商品が残ります。心配な原材料がある場合は、表示の有無だけで判断せず、メーカーの公式サイトや問い合わせ窓口で確認するのが確実です。

管理栄養士のサポート

公式FAQによれば、homealは管理栄養士が監修しており、LINEで無料の幼児食相談ができます。管理栄養士に直接相談することも可能と案内されています。食事の悩みを聞く窓口がある点は一般的な冷凍食品の通販と違うところですが、アレルギーや発育の心配は医療機関にも相談してください。

料金プラン

公式トップに並ぶ単品の例では499〜997円(税込)ですが、全商品一覧にはセット商品やeギフトもあり、高いものでは9,960円です。購入の方法は、1回ごとに買う単品(一回のみ)と、定期的に届く継続コースの2つに分かれます。

項目 単品(一回のみ) 継続コース
送料 一律950円(eギフトも同じ) 初回〜3回目は無料(LINE連携ユーザーに送料無料クーポンが配布される形)。4回目以降は小計3,100円以上で800円、8,000円以上で650円
支払方法 クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、LINE Pay、Paidy、楽天ペイ クレジットカード決済のみ
初回〜3回の送料無料特典 対象外 対象(LINE連携が条件)
縛り なし(その都度の購入) 期間や回数の縛りなし。マイページからお届け日の変更や解約ができる

公式トップでは、初回購入1,000円割引と初回〜3回の送料無料(2,850円相当)を合わせて「総額3,850円おトク」と表示しています。このうち送料無料は、継続コースを選び、LINE連携をしていることが条件です。クーポンは各回の購入の数日後にLINEで届く仕組みです。

配送先による違いもあります。沖縄本島は1,800円、沖縄の離島は2,350円、沖縄以外の離島は通常の送料に550円が加算されます。発送は決済後、通常1〜2営業日です。

継続コースでは、マイページの変更締切日を過ぎると次回の注文が自動で確定します。一方で、お届け頻度の選択肢と、締切日がお届けの何日前にあたるかは公式FAQでは確認できませんでした。特典の条件は変更されることもあるため、申し込み前に公式サイトの最新表示とマイページの締切日を確かめておくと安心です。

届いてからの保存と量の目安

商品は冷凍で届きます。公式FAQでは、冷凍保存であればお届けから原則30日間の「おいしさ保証」があると案内されています。解凍したあとは密閉容器に移して冷蔵し、2〜3日以内に食べきるのが目安です。一度解凍したものの再冷凍は控えるよう求められているので、食べる分だけ取り出すようにしましょう。

量については、1パックで「幼児3食分」に相当する商品があります。対象メニューの容量は200〜280gで、大人に換算すると1.5食分です。

他の幼児食宅配サービスとの違い

同じ冷凍幼児食のジャンルには、対象年齢や設計の異なる選択肢がいくつかあります。

サービス 対象年齢の目安 特徴
homeal(ホーミール) 1歳頃〜大人まで 子どもと大人が同じメニューを分け合える設計
モグモ(mogumo) 1歳半〜6歳 幼児食に絞った商品を40種類、レンジで3分
the kindest(カインデスト) 生後5〜6か月〜幼児期・児童期 離乳食からのラインナップがあり長く使える

モグモは幼児食に的を絞った作り、homealは大人と分け合える味付け、the kindestは離乳食期から続けられる設計と、それぞれ狙っている場面が異なります。詳しくはモグモの記事や子ども向け宅食サービスの比較記事もあわせてご覧ください。

利用する前に確認しておきたい点

  • 「無添加」の対象になっていない成分がないか、商品ごとの原材料表示を確認する
  • 特定原材料等のアレルギー表示が商品ごとにどこまで掲載されているか、公式サイトで確認する
  • 大人と分け合える味付けとはいえ、月齢・年齢に応じた大きさ・かたさかどうかは都度見てから与える
  • 送料無料は継続コースとLINE連携が条件なので、単品で買うか継続コースにするかを先に決めておく
  • メニューごとの食塩相当量が表示されているか、表示があれば年齢の目安(1〜2歳で1日、男児3.0g未満・女児2.5g未満)に照らして見る
  • 継続コースを使う場合は、マイページの変更締切日と解約の手順を申し込み前に確認する

よくある質問

homealは何歳から使える?

公式サイトでは離乳食が終わった1歳頃からの利用を想定しています。子どもの発達には個人差があるため、かたさや大きさが実際に食べられるかは保護者が確認しながら進めることが推奨されます。

「無添加」と書いてあれば添加物は一切入っていない?

そうとは限りません。公式の表示は「特定保存料不使用」「合成着色料不使用」といった、特定の添加物を対象にしたものです。公式FAQでも、約8割の商品が無添加で、残り2割はケチャップや豆腐などの原料由来の添加物を使っていると説明されています。気になる場合は商品ごとの原材料表示を確認してください。

大人だけで食べても問題ない?

公式サイトでは「幼児食にも小腹ごはんにも」と案内されており、大人が食べることを想定したメニュー設計です。ただし味の濃さの好みは個人差があるため、実際の味付けは商品ページの説明を参考にしてください。

単品だけでも送料無料になる?

公式FAQの案内を見るかぎり、単品だけでは送料無料になりません。単品(一回のみ)の送料は一律950円です。初回〜3回目の送料無料は継続コースが対象で、LINE連携をしているユーザーに送料無料クーポンが配布される形をとっています。

届いた商品はいつまでに食べればよい?

冷凍で保存していれば、お届けから原則30日間が公式の「おいしさ保証」の期間です。解凍後は密閉容器で冷蔵し2〜3日以内が目安とされ、再冷凍は控えるよう案内されています。

モグモやthe kindestとどちらを選べばよい?

優劣ではなく、家庭の使い方次第です。幼児食に絞ったメニューから選びたいならモグモ、離乳食の頃から長く使いたいならthe kindest、大人と同じメニューを分け合いたいならhomealが向いています。

アレルギー表示はどこで確認できる?

商品ごとの原材料表示に記載されています。特定原材料等の表示範囲は商品によって異なる場合があるため、心配な原材料がある場合は事前に公式サイトで個別に確認することが推奨されます。

幼児食の塩分はどれくらいが目安?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食塩相当量の目標量が1〜2歳で男児1日3.0g未満・女児2.5g未満、3〜5歳で男女とも3.5g未満とされています。3食に割れば1食あたり1g前後が目安の計算になります。homealは公式FAQで1食1.0g前後を目安に設計していると説明しています。

アレルギー表示の対象品目は変わる?

変わります。直近では令和8年4月1日からカシューナッツが特定原材料に移り、義務表示は9品目になりました。経過措置が令和10年3月31日まであるため、それまでに製造・輸入された商品は従来の表示のまま流通します。

冷凍の幼児食は家庭で作るより手抜きになる?

手作りと宅配は対立するものではなく、組み合わせて使うこともできます。冷凍の幼児食は、メニューごとの食塩相当量や原材料が表示されている点で、外食や中食よりも中身を把握しやすいという面もあります。何が入っているかを確認したうえで、家庭の負担と相談して使う頻度を決めるのが現実的です。

17サービスを横断して比較したい場合は無添加の食材宅配・宅食17サービスの情報公開度スコアで、添加物方針・原材料比率・価格帯などを一覧で確認できます。

まとめ

homealは、子どもと大人が同じメニューを分け合える設計を打ち出した冷凍幼児食サービスです。「無添加」表示は特定保存料・合成着色料など対象を明示したもので、公式FAQでも約2割の商品には原料由来の添加物が使われていると説明されています。送料無料は継続コースとLINE連携が条件なので、買い方は送料も含めて考えると選びやすくなります。モグモやthe kindestとは対象年齢や設計が異なるため、家庭の使い方に合わせて選ぶのがよさそうです。

子ども向け宅食サービス全体を比較したい方は子ども向け宅食・幼児食サービスを比較する、冷凍の宅配食全体で見比べたい方は冷凍の宅配食を比較するもあわせてどうぞ。

メニューや料金プラン、送料の条件は変わることがあります。申し込む前に、公式サイトの最新の表示で確かめてください。幼児食宅配 homeal

※本項には広告リンクを含みます

出典(homeal・モグモの公式情報はいずれも2026年10月4日確認)

  • homeal株式会社「会社概要」 https://homeal.co.jp/pages/company
  • homeal株式会社「特定商取引法表記」 https://homeal.co.jp/pages/specific-trade-law
  • homeal株式会社 公式サイトトップ https://homeal.co.jp/
  • homeal公式FAQ「配送に関すること」 https://docs.channel.io/homeal-faq/ja/articles/%E9%85%8D%E9%80%81%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-90d6a282
  • homeal公式FAQ「アレルゲンや添加物について」 https://docs.channel.io/homeal-faq/ja/articles/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%84%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-4a51ed14
  • homeal公式FAQ「商品の基本情報」 https://docs.channel.io/homeal-faq/ja/articles/%E5%95%86%E5%93%81%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1-9eb9256d
  • homeal公式FAQ「よくいただくご質問」 https://docs.channel.io/homeal-faq/ja/articles/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%8F%E3%81%94%E8%B3%AA%E5%95%8F-a9ac4a8b
  • homeal公式FAQ「継続コースの解約・停止」 https://docs.channel.io/homeal-faq/ja/articles/%E7%B6%99%E7%B6%9A%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%A7%A3%E7%B4%84%E5%81%9C%E6%AD%A2-50e6a192
  • モグモ 公式サイト https://mogumo.jp/
  • 消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月)
  • 消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」および食品表示基準の一部を改正する内閣府令(カシューナッツの特定原材料への追加、令和8年4月1日施行)
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のナトリウム(食塩相当量)の目標量

アイキャッチ画像は無添加ノートが作成したイメージで、実際の商品・サービスの写真ではありません。

-無添加宅食